お次にアニメそのもののこともうかがわせていただきたいのですが、現在オンエア真っ只中ですが、この作品についてはどんな思いでいらっしゃいますか。
私、毎週オンエアをいち視聴者として見ているんです。アフレコしていて、原作も読み込んでいて、お話を知っているのに、オンエアで観ると、またドキドキして、毎回毎回感動してます。それが本当にすごいことだなあと思います。
画面からスタッフさん達の愛を感じますね。「3月のライオン」がすごく好きなんだなあという思いが伝わるので、そういう作品に自分も参加出来るのが嬉しいです。あと今日お越しいただいているお客さまにも女性の方もいっぱいですけど、棋士を中心に年配のしぶいおじさま達がたくさん出てくるじゃないですか。そのおじさま達が非常にかっこいいんです。それと私もニャー将棋のかわいさにはやられました(笑)
途中でエンディングがニャー将棋に変わった回もあったのが斬新でしたよね。
ニャー将棋音頭は、茅野さん花澤さん久野さんに歌っていただきました。
はい。最初に香菜ちゃんが録って、次に私が録って、最後に久野ちゃんが録ったんですけど、すでに香菜ちゃんが歌っている音を聴かせていただくととてもかわいくて、これにどうやって私があかりさんとして歌っていくのかというのがまず大変でした。いろいろ試行錯誤した結果、あかりさんもかわいいイメージで歌わせていただきました。そして、最後に久野ちゃんが入ったら曲の「みんなのうた」感が増して、あまりのかわいさに感動しちゃいました。
私はレコーディング順が最後だったのでお二人の歌を聴きながら録ったのですが、ちっちゃい子の演技で、モモのままで歌うというのが実はすごく大変でしたね。あどけない感じも残したいけど、それを全開にしてしまうと音痴にも聴こえかねないので、そのバランスがとても難しくて、どういう風に歌うのがモモちゃんらしいのかなって色々考えながら収録しました。
しっかりモモちゃんになっていましたよね。