合わせがちょっと減るだけでドレスより融通が利くんだけど、でもだんだんその合わせもギリギリになっていくような(笑)
ではその回では、将棋監修・先崎学九段の下に、お酒監修・茅野愛衣とクレジットさせていただいて (笑)。花澤さんと久野さんは茅野さんとこれまでも共演がおありですが、今作での茅野さんにはどのような印象をお持ちでしょうか。
音響監督の亀山さんがおっしゃっていたんですけど、台詞におしつけがましさがないんです。おせっかいになってしまいそうな台詞もあるし、ともすれば嫌味に聴こえてしまいそうなシチュエーションであっても、そこをまっすぐだけど柔らかく、ざわっとさせることなく伝えてくれるのが、かやのんの演じるあかりさんの魅力だなって思います。
モモちゃんはあかりさんのことをお姉ちゃんとしてだけではなく、お母さんのようにも思っています。あかりさんの台詞を聴くと、自分が小さい頃に母にだっこしてもらった時に感じた、母の胸の鼓動や、声から伝わってくる振動を思い出すんです。モモにはあかりさんの声はそういう風に柔らかく聴こえているんだろうなと感じています。
茅野さんの声から肌ざわりの良さを感じていたんですけど、久野さんはそこまで考えて演じて下さっていたんですね。
逆に抱っこしているときのモモちゃんの台詞からは、自分の体ごと伝えられている感じがするんですよ。
茅野さんご自身はあかりさんを演じる上で、心がけていることはありますか。
私はやっぱり一人っ子なので、妹達がいたらどうかなっていうのはすごい妄想しながら演じています。香菜ちゃんと久野ちゃんがリアルに妹だったら、一緒にああいうことしたいな、こういうことしたいなっていうのを想像しながらやっていますね。ひなちゃんとモモちゃんが妹だったらって考えることもありますし。一気に4人妹が出来たような感じです(笑)
妄想のかいあって!? ひなたやモモとも
掛け合いもバッチリ!!