発表前より、シャフトさん、新房監督、アニプレックスさんに、羽海野さん、我々白泉社原作サイド、放送局のNHKさんで、シナリオ会議をはじめ、制作はずっと進めておりましたが、1月7日にそちらが公表されました。まずは今のご心境を、お聞かせいただけますでしょうか。
新房(以下、新) これは言ってはダメなのかもしれないけど、反応が気になります (笑)。でも、これは言わない方がいいですよね?
羽海野(以下、羽) いや、でも、それを言っても面白いかと。
それで言うと、我々でよろしいんでしょうかと(笑)
謙虚なすべりだしですね(笑)。
正直な感想をね(笑)。
私も(1月7日の発表の)作者コメントで、ものすごくハードル
原作者がここまで言うアニメ化です!
をあげちゃったので…(笑)。ガッシャン!って。
確かに、とてもインパクトのあるコメントでした!
でも、あれでシャフトさんを追い詰めてしまったら、どうしよう…って後で思って(笑)。これは新房さんやシャフトさんがかえって困るのでは…と…。
シャフトさんのスタッフの方々は、原作者である羽海野さんから、あのようなコメントをいただいて、改めて制作に力が入りますと喜んでいらっしゃいました。
発表になって、みんな何て言っているんだろう。みんなが恐いこと言い出したら、私がツイッターでイラストをアップします。私が『ナウシカ』の2巻の僧正さま になって、「行け!友よ」ってやる予定です(笑)。
それはこの対談でも、はっきりと載せさせていただきます(笑)。新房監督は、あのコメントをご覧になっていかがでしたか。
いや、もう、素晴らしいです。
言い切っておきました。
でも、まさに、『荒川アンダー ザ ブリッジ』のスタッフも、『3月のライオン』に参加しますよ。